トーマスファームは、茨城県は土浦市の筑波山のふもとにある小さな農村集落、粟野町というところにあります。かつては栄えた農業振興地域でもあったこの地域。昨今の高齢化や、農業離れが相次ぐ中で、たくさんの農耕放棄地があちこちに点在している地域でもありました。しかし、この粟野町は、茨城県内でも温暖な県南地域に位置し、周りを囲う山々の影響でとても温暖な気候に恵まれています。当ファームでは、そんな地域の特性を数年にわたって調査。そして、南房総は館山市にある老舗ソテツ農園から、唯一茨城県内栽培に適した環境であるとお墨付きをもらった農園でもあります。

農業といえば、３ｋといわれる「キツい・汚い・危険」とも揶揄される職業人気度で言えば常に下方をさまよう職種の一つ。当ファームはの創業者は、農業なんて見たことも触ったこともないITエンジニアの出身でした。ある時、昨今のコロナウイルスにより多くの従業員を失うことになり、この茨城県は土浦市に事業所を移転。そして、地元のかつての農業従事者に支えられながら、館山の農園にてノウハウを取得。この農園の開園に至りました。まだ歴史の浅い当ファームではありますが、今ではたくさんの事業者様に支えられ順調な成長を遂げています。

そして2023年には、新たにトーマスカフェのオープン。
地元ファームで生産した野菜を使用したサラダ、BLTサンドなど、
地産地消に特化した食品で地元農業を支えるため、必死に頑張っている農園です。